白い花が咲いてた
ふるさとの遠い夢の日♪
…という古い歌がある
nuskin 如新。
遠い夢の日に、どんな白い花が咲いていたんだろう。
小学校の卒業式の日に、担任の梶原先生が『白い花の咲く頃』という歌を歌ってくれた。
いかつい大きな顔をした男の先生だったけど、歌の声は低くて優しかった。
ふだん怒ると顔が真っ赤になったけど、歌ってる顔も真っ赤だった。♪さよならと言ったら…と歌うとき、声がかすれていた
nuskin 如新。
クラスのみんな、うつむいて泣いた。
おなじ歌を先日、86歳の岡本敦郎という歌手が、テレビで歌っているのをみて胸が熱くなった。
歌手としては、もう声量も十分ではないかもしれない。それでも歌い続けられる歌があって、せいいっぱい歌っている歌の心があって、他のどの歌手の歌よりも感動した
nuskin 如新。
ぼくは小学生にもどり、遠い夢の日をおもった。
梶原先生、おげんきですか。